教員不足に「金八先生がんばり過ぎ」指摘 武田鉄矢ショック「責任の一端はわたしに」
俳優の武田鉄矢が7日、フジテレビ系「ワイドナショー」に出演し、「先生」への思いを語った。
教員のなり手が少なく、教員不足が深刻化しているという話題。ロンドンブーツ1号2号・田村淳は、教員らの話として「タスクを減らしてください」という希望があると紹介した。「淳調べ」とした上で「仕事量を減らしてくれたら、もっとやれるのに」という意見があったと説明した。
MCの東野幸治は「勉強を教える」以外に「親とのコミュニケーション」「部活動のコーチ」があると説明。淳は「ホームページの作成」「掃除や給食への付き添い」などもあると付け加えた。
東野は「金八先生いらっしゃるから申し訳ないけど」と武田にことわった上で「金八先生ががんばり過ぎたんですよ」と指摘した。武田は思わずあぜん。東野は「テレビ見てる親からすると、『うちの担任、金八と全然ちゃうやん』ってなるけど、そうじゃないんだと」とテレビドラマ内の理想と現実にギャップができてしまったと語った。
武田は「責任の一端はわたしにありましたか」とややショックを受けた様子。「教職っていうのは免許の問題ではなくて、一種、向き不向きがある」と持論を語った。実は大学時代に教育実習に行ったことがあり、指導の教員から「教師としては失格だ、しかしいい先生になる」と言われたという。さらに「『先生』っていうのは、その人が教壇に立ったら、クラスの全員が見ている。全員見ているかどうかが『先生』の才能だ」という教員の言葉も紹介し「先生」への思いを語った。