【山田美保子のミホコは見ていた!】赤楚衛二の番です!

 「赤楚衛二くんを表紙にしたら、近年まれにないくらい売れた」と某総合週刊誌の副編集長から聞いたのは去年の今頃のことだ。その後、「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」(TBS系)、連続テレビ小説「舞いあがれ!」(NHK)、「風間公親-教場0-」(フジテレビ系)、「ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と」(TBS系)と連続してメインキャストに名前を連ねていた赤楚が、7月期、「こっち向いてよ向井くん」(日本テレビ系)に主演することが7日、明らかになった。赤楚にとっては地上波GP帯初主演だ。

 旧芸名は赤楚衛。“地元”である名古屋のモデル事務所に所属し、2010年、IKEMEN☆NAGOYA(後のBOYS AND MEN=「ボイメン」)に加入し、バラエティ番組や舞台に出演していたので、東海三県住まいの女子の間では、おなじみの文字通り、イケメンだった。

 今年になって自身が明かした「父親が大学の学長」であることも地元では既に有名な話。全国的に女性ファンが「見ぃ~つけた!」と沸いたのは、2020年10月期の“チェリまほ”こと「30歳までに童貞だと魔法使いになれるらしい」(テレビ東京系)での好演だろう。同年12月度、「ギャラクシー賞」月間賞を受賞し、2022年4月、同じキャストとスタッフにより映画化もされた。冒頭の“表紙爆売れ”は、そのタイミングだったと思われる。

 年上女性をキュンキュンさせたのは、2021年10月期の「SUPER RICH」(フジテレビ系)。なんと赤楚は超キャリアウーマン役の江口のりこと結婚する役だったのだ。お金はあるのに愛に飢えた人生を過ごしてきた年上女性にストレートにぶつかってきて癒してくれる赤楚のような男性との出会いを夢見たアラフォー女性はどれだけいたことだろうか。

 赤楚は「石子と羽男~」でも出身高校の先輩という設定の有村架純に高校時代から好意を抱き、就職が決まった際に告白し、交際へと発展している。そして“朝ドラ”「舞い上がれ!」や「教場~」への出演と、年配女性の認知度と人気をいっきに上げていった。

 今年の3月で29歳になった赤楚は、同年代の売れっ子俳優らと比較すると遅咲きの部類に入るかもしれない。地元・愛知でのタレント活動や、ドラマでの2番手、3番手やゲスト出演などを経て、満を持しての地上波GP帯初主演。赤楚衛二の番がやってきた。

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