藤山直美、初共演の南野陽子にホッペつんつん「気のいい人」仲良し会見
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女優の藤山直美(64)が9日、大阪市内で主演舞台「松尾波儔江 三十三回忌追善『泣いたらあかん』」(大阪・新歌舞伎座、28日~6月20日。福岡・博多座7月1~23日)の会見を共演の南野陽子(55)らと行った。
同作は1999年、2005年にも藤山の主演で上演されており、今回はキャストを一新。藤山は、初共演する南野の印象を「すましてしゃべってくれなかったらどないしようと思っていたけど、気のいい人。本当にうれしかった」と話し、フォトセッションでは南野の頬をつついたり、顔を寄せ合ったりして仲の良さを示した。
南野は「藤山直美さんといつか同じ舞台に立たせてもらいたいという長年の夢がかなってうれしい」と感激。「直美さんがみなさんにすごくよくお気遣いされていて、楽しく笑いが絶えないお稽古場になっています」と話した。
同作は、新歌舞伎座取締役社長を務めた松尾波儔江さんの自伝的著作「女役者」が原作で、大正から昭和初期に活躍した劇団「大和なでしこ」の座長・川路鹿子(藤山)の波瀾(はらん)万丈を描く。鹿子の腹違いの妹で、劇団をもり立てる鹿子と対照的に華やかな役者となる禎子を南野が演じる。