ＮＨＫ教育テレビ（現・Ｅテレ）「できるかな」で「ノッポさん」役で出演した俳優の高見のっぽ（たかみ・のっぽ、本名嘉明＝よしあき）さんが、心不全のため昨年９月に東京都内の病院で死去していたことが１０日、明らかになった。８８歳。ＮＨＫニュースの公式ツイッターでは、ノッポさんの「できるかな」最終回の映像を紹介。１０００件を超えるコメントが寄せられた。

　ノッポさんの「できるかな」最終回は、これまでまったくしゃべらなかったノッポさんが「あ～あ、しゃべっちゃった」と言ったことが話題となったが、ＮＨＫニュース公式ツイッターではノッポさんの訃報とともに、この映像も紹介。さらに昨年放送の「ひるまえほっと」で、ノッポさんが「できるかな」最終回でしゃべったことについて話している映像も紹介した。

　ＮＨＫニュース公式ツイッターは更新が多いためコメント欄は、一桁や数十件ということが多いが、この最終回映像には１０００件を超えるコメントが寄せられ（１０日午後４時現在）、ノッポさんや番組がいかに愛されたかがうかがえる。「思い出沢山ですのっぽさん」「安らかに」「大人になって色々できるようになりましたよ。ありがとうございました」「想像する力を教えてくれてありがとうございました」など感謝の声があふれていた。