歌手の加山雄三（８６）が１０日、都内で行われた「第３１回橋田賞」の授賞式に出席した。

　長年、放送文化の発展に寄与してきたとして特別賞を受賞。橋田寿賀子さんと一緒に花火を見たり、ステーキを振る舞われたりしたことを述懐し「長老として…８６になりますから、いい年だと思いますが、人間、長生きするといいこともありますね」と笑顔であいさつした。式を終えると、同じく特別賞の女優・草笛光子（８９）らと談笑し、記念撮影に興じていた。

　Ｓｎｏｗ　Ｍａｎ・目黒蓮（２６）はドラマ「ｓｉｌｅｎｔ」で聴覚障がい者役を繊細に演じたことなどが評価され、新人賞を受賞。「セリフを覚えるだけではなくて、自分の手話、相手の手話を全部覚えたり、毎日いっぱいいっぱいだった」と振り返り、「頑張ってきてよかったな。また一つ人生の経験を増やすことができてうれしい」と喜んだ。

　他に橋田賞を受賞した小池栄子（４２）、長澤まさみ（３５）、新人賞を受賞した伊藤沙莉（２９）らが出席した。