俳優・岡田准一（４２）が１０日、地元・大阪を代表する観光スポットの道頓堀川に、主演映画「最後まで行く」（１９日公開）で共演する綾野剛（４１）、藤井道人監督（３６）とともに船でサプライズ登場した。周囲には４０００人が集まり、コンサート会場のような盛り上がりとなった。

　午後５時。外国人観光客らでごった返す戎橋に、岡田や綾野らを乗せた船が出現した。

　「キャー！」という大歓声に包まれた岡田は「皆さん、こんにちはー！どーも！ひらパー兄さんです。おまー！」と、ＣＭ出演する「ひらかたパーク」のキャラクター「超（スーパー）ひらパー兄さん。」としてあいさつ。“観客”から「おまー！」と大きな声が上がると、３度「おまー！」と発して盛り上げ、「大阪を代表して仕事をしてます。そんなひらパー兄さんの自信作が完成いたしました」と報告した。

　今回、映画とひらパーがコラボし、綾野もひらパーの新作ポスターに登場。現場で綾野から「出たいです」と申し出、実現したという。岡田は申し出に「ホントに！？」と驚いたが、ひらパー側も「誰も信じなかった」という裏側を明かした。

　岡田は映画について「胸を張って『オモロイ』と言える作品ができた」と豪語。「大阪では『ひらパー兄さん』の方が有名になってるんで、それを誇りに頑張っていきます」と宣言した。

　写真撮影では岡田が後方を振り返って手を振るなど、全方向３６０度のファンサービスに群衆は大歓声。大音量の音楽に包まれて岡田、綾野らが船で去っていくエンディングは、コンサート会場のような雰囲気となっていた。