紗栄子 2男児の英国留学きっかけは「パパラッチ」一般教科苦手な長男の個性も評価してくれる英国に 父はダルビッシュ有
モデルで実業家の紗栄子が10日、フジテレビ「TOKIOカケル」に出演。15歳と13歳の2男児を英国・ロンドンの全寮制の学校に留学させている事情について語った。
長男と次男が留学したのが、兄が9歳、弟が7歳のとき。「私が日本で子供を育てるのが難しくなってしまって。パパラッチのこととかで。一緒に歩くと撮られちゃうから、別に歩かなくちゃいけない。それってすごい不健全だなと思って、彼らが幼少期に彼ららしくいられる場所。と思っていろんな国を探していった」ときっかけを語った。
さらに別の理由もあった。「上の子はアカデミックな教科、国語、数学…一般的な教科が苦手で、どちらかというと三次元の構築とかレゴブロックとか空間の方が得意で、そこもちゃんと認めてもらえる学校はないかなと思って、探すのがきっかけだった」と、子供の特性を理解してもらえる学校を外国に求めたという。
さまざまな国の学校を自ら視察して出会ったのが英国だったという。「イギリスは一般教科だけじゃなくて、音楽とかアートとか、うちの子だとプログラミングだとか、得意なことを一つだけ持っていれば、そこだけでフックアップしてくれる。評価してもらえる。そこがすごくいいな」と語った。
子どもたちとロンドンの学校を赴いたという紗栄子。不安な気持ちも沸いたが、校長が諭したという。
「私の不安な気持ちを校長先生が察してくれて、『お母さんはすごく心配してるかもしれないけど、彼は原石だから。僕たちはイギリスの教育の歴史の中で、何百年と子どもたちを見てきたから、1回ボクに預けてみませんか?』と言ってくれて、そこの学校に決めた」
次男はわずか7歳だったが「お兄ちゃんが行くならボクも行く」と自ら渡英を選択した。そして留学して4年。「すごい自信がついて、他の教科も上がっていったりとか、性格も変わったりとか、すごい感謝している」と紗栄子は子どもたちの成長に目を細めていた。
長男と次男は2007年に結婚した当時、プロ野球・日本ハムに在籍していたダルビッシュ有との間に2008年と2010年に誕生。紗栄子は2012年にダルビッシュとは離婚し、現在は独身。