梅沢富美男、女形転身は超大物漫画家の一言から!人気爆発で「1日のギャラ700万円」に
俳優・梅沢富美男が10日深夜に放送された、フジテレビ系「内村と相棒」に出演し、女形として活躍するようになった経緯を語った。この日の企画は「内村芸能人ミュージアム」。芸能人の知られざる歴史・貴重な資料を勝手に展示する1日限りの博物館として、様々なグッズから梅沢の人生を振り返った。
大衆演劇一家に生まれた梅沢は、1952年に1歳7カ月で初舞台を踏んだ。当初は男役として活動していたが、1975年に舞台を見に来ていた漫画家・石ノ森章太郎さんの依頼で女形に挑戦したという。この女形が大当たり。梅沢は「下町の玉三郎」と呼ばれる大衆演劇の大スターとなった。
梅沢は、石ノ森さんが当時からひいきにしてくれていたと説明。女形で「『矢切の渡し』踊ってくれ」と頼まれたと明かした。やったことのない女形について周囲に相談すると「おまえは女好きなんだから、女を見ればいい」とアドバイスを受けたという。「それから(女性を)見ましたよ。研究に研究を重ねました。芸のためですよ。変態だと思ったら大間違いだからね」と語り、笑わせた。番組では石ノ森さんが描いた、女形の梅沢の絵も紹介した。
82年には「夢芝居」が大ヒット。同曲で「200億円以上稼いだ」とされている。「当時『ユンケル』のCM出演料は3000万円、1日のギャラが700万円」と稼ぎっぷりを明かし、内村らを驚かせていた。
梅沢は2016年6月1日のインスタグラムで石ノ森さんの自宅を訪れたことを報告。「ご無沙汰したことをお詫びしてご仏壇に手を合わせて来ました。」と伝えていた。