１２日に放送されたＮＨＫ連続テレビ小説「らんまん」では、万太郎（神木隆之介）が、博覧会で一目惚れした寿恵子（浜辺美波）と運命の再会を果たした。

　この日の「らんまん」では、長屋に引っ越した万太郎が、長屋の人たちへのあいさつのために、菓子を買いに行く。店名が博覧会で食べた軽焼きの屋台と同じ名前「白梅堂」ののれんをくぐると、一瞬、寿恵子の幻を見るも、そんなうまい話はなく、万太郎は菓子を買っていく。

　万太郎が店の外でがっかりしているのと入れ替わりに、寿恵子が店番に戻ると、菓子が全部売れたと聞き、びっくり。あわてて外に出ると、そこにはたんぽぽに話しかける万太郎がいた。

　すぐに博覧会の出会いを思い出した寿恵子は万太郎に話しかけ、万太郎は仰天。まさかの出会いに万太郎は歓喜し、「また菓子を買いにきてもいいですか？」と約束し、ウキウキの足取りで帰って行く。

　そんな寿恵子は、実は「里見八犬伝」の大ファン。部屋に滝沢馬琴の本を広げ、読んではうっとり。「はぁ～なにこれ」「尊い！馬琴先生、天才過ぎる！」などと悶絶。そこへ母と叔母が「入るわよ～」とやってきて、寿恵子の様子にあきれ果てる…。

　「あさイチ」の朝ドラ受けでも、博多大吉が「意外なキャラクター」と驚くと、鈴木奈穂子アナウンサーも「いわゆる推し活？」と興味津々。

　ネットでも「里見八犬伝オタクいいね！尊い…尊い」「おすえちゃん、まさかのヲタだった！かわいいな！」「おすえちゃん好感度爆上がりｗヲタよりなのね」「すえちゃんのオタクみが過ぎるｗ」など、意外なキャラクターに歓声が上がっていた。