宝塚歌劇で働き方改革 星組トップ・礼真琴 約2カ月休養「よりよい舞台に挑戦するための時間」
宝塚歌劇星組トップスター礼真琴が15日、大劇場公演「1789-バスティーユの恋人たち-」(宝塚大劇場6月2日~7月2日、東京宝塚劇場7月22日~8月27日)の取材会を行った。それに先立ち、既に発表になっている、同公演の東京公演後に取得する休養期間について自身で説明した。
歌、ダンス、芝居と三拍子そろった礼は、2019年にトップに就任。以来、高度な舞台をファンに届けてきた。そのため「今後もよりよい舞台に挑戦していくために、約2カ月、自らのコンディションを整えるための時間をいただくことになりました」と説明。ケガや病気での“休演”ではなく、来年110周年を迎える宝塚歌劇団の、あくまでも働き方改革での“休養”となる。
礼は「この期間も、決して舞台にかける情熱が冷めることはありません」とキッパリ。「次にお会いするときには必ずレベルアップして戻って参りたいと思っています」と語った。
現在は次回大劇場公演に向けてのお稽古の真っ最中。「いまは『1789』が最高の舞台になるよう、星組全員で務めてまいりますので、引き続きご支援のほど、なにとぞお願い申し上げます」と、目の前にある舞台への全力投球を誓った。
礼の休養中の福岡・博多座の「ME AND MY GIRL」(10月9日~11月2日)では、主人公のビルを専科の水美舞斗と、星組主要スターの暁千星が役替わりで演じる。