純烈、三山ひろし、市川由紀乃、藤あや子、山本譲二、由紀さおり、倉木麻衣からビデオメッセージ。さらに、ものまね番組の「ご本人登場」のようにステージ後方からサプライズ登場したのは五木ひろしだった。こんなにも豪華な面々から「本当に礼儀正しい」「いつも明るい」「弟のよう」「息子のようにかわいい」「がんばレオン」などと５周年と誕生日を祝ってもらい、激励されたのは１１日、「ＬＩＮＥ　ＣＵＢＥ　ＳＨＩＢＵＹＡ（渋谷公会堂）」でコンサートを開催した新浜レオンだ。

　２０００人のキャパを誇る“渋公”を開催前にソールドアウトにしたことは大きな話題になったし、３日にリリースされた「捕まえて、今夜。／どんなに愛したとしても」はオリコン「週間　演歌・歌謡シングルランキング」で１位を獲得。「ＮＨＫ紅白歌合戦」の初出場をなんとしても「今年、かなえたい」と明言する新浜にとっての夢が続々かなっているのだ。

　その一つが、１５日に発表された「トラフェスｖｏｌ．２」。７月９日、甲子園球場で行われるヤクルト戦のファーストピッチセレモニーである。千葉県内の野球強豪校「千葉英和高校」で、重田倫明（福岡ソフトバンクホークス）の相棒として捕手を務めていたことでも知られている新浜にとって、甲子園は夢の舞台。高校時代にはかなえられなかった“夏の甲子園”に、ついに出場できるのだ。

　しかも同イベントのテーマは「懐メロ」で、この日の選手の登場曲は１日限りで懐メロになるという。昭和の大ヒット曲をカバーするたび、その歌唱力を先輩歌手や歌謡曲ファンから絶賛され、特に西城秀樹さんのファンの皆さんからは「歌ってくれてありがとう」と感謝までされる新浜にはピッタリのイベントと言えよう。ちなみに試合前と五回裏終了後にはＴ－ＢＯＬＡＮの森友嵐士が登場するというから、盛り上がることは間違いない。

　続々と夢を現実のものにする新浜レオン。「紅白」初出場を前述の先輩たちがみな応援してくれているというのも彼の人柄だろう。その前に「トラフェスｖｏｌ．２」でのファーストピッチセレモニーでの勇姿に期待が高まる。夢に向かって「突っ走レオン」だ。