X JAPAN8年ぶり新曲発売決定 YOSHIKIワールドツアーも発表
X JAPANのYOSHIKIが日本時間16日、米・ロサンゼルスのグラミーミュージアムで会見し、9年ぶりのワールドクラシカルツアーの10月開催を発表。X JAPAN8年ぶりの新曲となる「Angel」を7月28日にリリースすることもあわせて発表した。
同ツアーは「クラシカル」としてベートーベン、ショパン、チャイコフスキーら名だたる音楽家たちの名曲やX JAPANの代表曲「Forever Love」「Endless Rain」などをYOSHIKIがピアノ演奏とオーケストラによるクラシックスタイルで披露する。
10月7日に東京ガーデンシアターの開催を皮切りに日、英、米4都市で開催。英ロンドンではロイヤルアルバートホール、米ではアカデミー賞授賞式の会場で有名なロサンゼルス・ドルビーシアター、音楽の殿堂として知られるニューヨークのカーネギーホールをまわる。
海外の歴史的な3会場でコンサートを行う初の日本人となるYOSHIKIは心境を「ナーバス(緊張)」と笑顔で答えた。
ツアー名は「YOSHIKI CLASSICAL 10TH ANNIVERSARY-World Tour with Orchestra 2023 ‘REQUIEM’(レクイエム)」。アルバム「YOSHIKI CLASSICAL」発売10周年に加えて、昨年に亡くなった母への「レクイエム(鎮魂歌)」としての思いも込めた。
YOSHIKIは「母が他界してからはもう何もできなくなってしまいまして。いろんな番組の出演を見合わせて、何日間も涙が止まらず泣いていました。それで、このレクイエムという曲を作り始めて、前進しなくてはいけないと思いました。支えてくれたファンへの感謝も表したい」と、ツアー実施の意図を母とファンへの感謝だと明かした。
7月21日にシングル「Requiem(レクイエム)」を、7月28日にX JAPAN8年振りとなるシングル「Angel」をそれぞれリリースする。