吉本新喜劇の島田珠代（５３）が１６日、大阪・なんばグランド花月で芸歴３５周年記念公演「珠代の運命の恋はしゃぼん玉」（２２日まで）の初日を迎え、ゲストの盟友・藤井隆（５１）と息の合った掛け合いを繰り広げた。

　登場するとすぐに、がに股の独特な動きで動き回り、ステージで大暴走。持ちギャグ「パンティーテックス」で観客から大きな手拍子と爆笑を受けると、同じく「パンティーテックス」を繰り出した藤井とアカペラデュエットやダンスを何度も披露して盛り上げた。

　終演後、共演した辻本茂雄（５８）と藤井とともに会見した島田は「何でもツッコんでくれる天才の辻本さんと、横にいてくれたらどんなことをしても怖くない珠代の王子様・タカシフジイがいてくれて珠代は本当にいい３５周年を迎えられました♡」と感謝。パワーの源は「恋愛と１日のお仕事終わりに飲む２本の缶チューハイ」と明かした。

　予定を７分オーバーした熱演に、共演した辻本は「やっぱり珠代のパワーはすごい。それに藤井のパワーが重なると新しいミュージカルみたいになってました」と絶賛。この日がＮＧＫ本公演２２年ぶりの出演だった藤井は「（島田から）お声がけいただけて本当にうれしい。３５年でまたギャグが生まれているのが本当にすごい」と尊敬を語っていた。