水道橋博士に松井一郎氏への賠償命令 ツイッター投稿で名誉棄損 博士は控訴へ
ツイッターの投稿で名誉を傷つけられたとして、日本維新の会前代表で前大阪市長の松井一郎氏が、元参院議員でタレントの水道橋博士に550万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、大阪地裁(冨上智子裁判長)は16日、名誉毀損(きそん)に当たるとして、博士に110万円の支払いを命じた。博士は控訴すると明らかにした。
判決によると、博士は昨年2月、自身のツイッターで、YouTubeで「維新の闇」「経歴ヤバすぎ」などの文言が表示された動画を紹介し、「知らなかったことが多い」などと投稿した。
冨上裁判長は「投稿を見た一般的な読者は、相当に具体的で確度の高いものを指していると理解する」とし、松井氏の社会的評価を低下させることは明らかだと判断した。