大黒摩季 ZARD坂井泉水さんとの「脱走劇」告白 絶対管理体制の歌姫につかのまの自由与えるため 2007年衝撃の転落死
歌手の大黒摩季が、19日放送のTBS「金曜日のスマイルたちへ」に出演。2007年に急逝したZARDの坂井泉水さん(享年40)とのエピソードを語った。
2人は同じレコード会社、ビーイングに所属。大黒は先にデビューした坂井さんのコーラスを担当し、姉と慕っていたという。
坂井さんはスタッフの意向で、メディアにまったく露出しなかった。神秘的なその姿を撮影しようと週刊誌などがマークする状態で、買い物を自由にできる状態ではなかったという。
そんな中、大黒のレコーディング中に、坂井さんがやってきて大黒に脱走を呼びかけたという。
「摩季ちゃん、ヘアゴム買いに行こうよ」
「私が買ってきますよ」という大黒に「自分で選びたいの」とキュートな表情でおねだり。「帽子もサングラスもしないでください。その方が目立ちますから。マスクだけをしてください」と坂井さんに告げ、2人で近所のコンビニに買いに行ったという。
それでも別の日にはオープンカフェに行きたいという坂井さんの願いを叶えたこともあるという大黒。「(坂井さんを)うちにも泊めたこともあって。(スタッフに)超絶怒られました。『疲れた』っていうから。(坂井さんは)実家で遠かった。運転手さんを呼ぶと100倍怒られるから、泊めてと言われて、『私が300倍怒られるじゃないですか』って言ったけど」と明かした。
当時を振り返り、大黒は「(坂井さんは)絶対管理体制でしたから。カレシくらいの気持ちだった。守ってあげたかった。いつも壊れそうで、真面目で」と語った。
坂井さんは絶頂期に子宮頸がんが明らかになり、その治療をしていた入院先の病院で転落死した。
大黒は、インスタグラムでスタジオで着用した衣装などを公開した。