人気グループ・Ｋｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅが２０日、ＮＨＫの音楽番組「Ｖｅｎｕｅ１０１」（土曜、後１０・５５）に生出演した。２２日にメンバーの平野紫耀（２６）、神宮寺勇太（２５）、岸優太（２７）が脱退するキンプリにとって、メンバー５人そろってのラストパフォーマンスとなった。

　こだわりのダンスナンバー「ｉｃｈｉｂａｎ」、デビュー曲「シンデレラガール」、最後はファンへの感謝を込めた「Ｂｅａｕｔｉｆｕｌ　Ｆｌｏｗｅｒ」を披露した。平野はソロパートで思わず涙。高橋海人（２４）も号泣し、メンバーは互いに肩をたたき合いながら歌い上げた。

　リーダーの岸は５人の絆をにじませながら「一生忘れられない思い出をつくっていただきました」と感謝。平野は「こんな泣くはずじゃなかった。最後の『ありがとう』っていうフレーズを、メンバーも言えたしファンの皆さんにも言えた」と目を潤ませた。

　この日は冠番組「Ｋｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅる。（きんぷる。）」（日本テレビ系）の最終回「ゴールデン２時間スペシャル」にも出演。ラスト企画「１泊２日の５人旅」では「５人だけの花火大会」が実現し、平野と神宮寺が手作りした、全員のメンバーカラーが入った花火を打ち上げた。５人は肩を組み、永瀬廉（２４）の「これからも絶対勝つぞ！Ｋｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅ　ファイターズ！ＧＯ！ＧＯ！ＧＯ！」というかけ声で締めくくった。

　平野と神宮寺は２２日に脱退とともにジャニーズ事務所も退所し、岸は今秋に退所予定。２３日からは、Ｋｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅは永瀬と高橋の２人体制で継続する。