藤井聡太竜王 名人戦第4局は1日目から激しい攻防 最年少名人へ王手なるか

「麻生大浦荘」飯塚市のインスタグラム@iizuka_city_officiaより
2枚

 将棋の藤井聡太竜王(20=王位・叡王・棋王・王将・棋聖との六冠)が渡辺明名人(39)に挑む名人戦第4局1日目が21日、福岡県飯塚市「麻生大浦荘」で指され、藤井竜王が39手目を封じた。

 最年少名人、最年少七冠を目指す藤井竜王は前局、初黒星を喫し2勝1敗。本局に勝てば奪取に王手をかける。2局連続でスローペースな持久戦が続いたが、本局は一転、1日目から激戦に。後手番の渡辺名人が桂馬や香車を使って攻めに出た。一方、藤井竜王は時間を使いながらも、涼しい顔で対応した。

 持ち時間は1時間46分多く藤井竜王が消費しているが、形勢はやや藤井竜王の優勢。2日目は22日午前9時から再開し、同日夜終局予定。

 「麻生大浦荘」は筑豊御三家のひとつに数えられた麻生家の初代、太吉の長男、太右衛門の住宅として建築された麻生一族の住宅のひとつ。大正末期に建てられたといわれており、数寄を凝らした和風入母屋書院造りが美しい邸宅で、現在は麻生グループの迎賓館となっている。

 以前、自民党の松本純議員は、2007年に麻生太郎氏の自宅を訪れた際のリポートを掲載。「本家だけで2万坪、離れが2千坪だとか」「廊下の全長は100メートルくらいあった」などと超豪邸ぶりに感嘆している。

 松本氏のリポートよると、07年1月8日に飯塚市で「麻生太郎新春の集い」が行われ、終了後に麻生邸を訪問した模様。会場となったホテルを出ると、「数分で目の前に大きな病院が目に入ってきました。それが麻生さんが経営している『麻生飯塚病院』」だったという。

 同病院の前を過ぎ、小高い山が見えると麻生氏は「あの山が俺のうち」と述べたという。松本氏は「山際は頑丈そうな塀がぐるりと取り巻いています。いつまで行ってもその塀がなくなりません」と広さを表した。さらに松本氏は「その塀を時計と反対周りに120度くらい回り込むと、目の前には大きな門が現れました。聞くと、この本家だけで2万坪、離れが2千坪だとか」と記した。

 「大きな玄関」だったそうで、松本氏は「私もここから入っていいんでしょうか?」と尋ねたという。玄関を上がり、「家の方に襖を全部開くよう指示され」たところ、「そこに現れた廊下の全長は100メートルくらいあったのではないでしょうか。きっとここが例の『家の中で100メートル徒競走』の現場ですね」と写真も掲載している。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス