藤井聡太竜王 名人戦第4局は1日目から激戦 最年少名人&最年少七冠へ39手目封じ手

 将棋の藤井聡太竜王(20=王位・叡王・棋王・王将・棋聖との六冠)が渡辺明名人(39)に挑む名人戦第4局1日目が21日、福岡県飯塚市「麻生大浦荘」で指され、藤井竜王が39手目を封じた。

 最年少名人、最年少七冠を目指す藤井竜王は前局、初黒星を喫し2勝1敗。本局に勝てば奪取に王手をかける。2局連続でスローペースな持久戦が続いたが、本局は一転、1日目から激戦に。後手番の渡辺名人が桂馬や香車を使って攻めに出た。一方、藤井竜王は時間を使いながらも、涼しい顔で対応した。

 持ち時間は1時間46分多く藤井竜王が消費しているが、形勢はやや藤井竜王の優勢。2日目は22日午前9時から再開し、同日夜終局予定。

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