アイドルグループ・乃木坂４６の北川悠理（２１）が２２日、公式ブログでグループからの卒業を発表した。時期は６月末。グループの公式サイトでも発表され、すでに開催を発表している「真夏の全国ツアー２０２３」には出演しないという。

　北川はブログで「大好きなみなさまへ」と題した文章を投稿。「坂道合同オーディションが開催されたのが２０１８年、夏のはじまりの頃。そして、オーディションと同時に始まった夏から約５年。今年も夏が始まろうとしています。私、北川悠理は乃木坂４６を卒業致します」と報告した。

　乃木坂４６のオーディションや加入直後の思い出、さらに活動を通して出会ったメンバー、スタッフ、ファンらへの感謝を長文でつづった後、「みなさんと過ごさせて頂いた、大好きな、幸せな、乃木坂４６としての４年半を通して、私にはこの先どうしても叶えたい夢ができました」とし、「卒業後はその夢を叶えるため、海外に留学に行く予定です」と明らかにした。

　卒業まで１カ月あまりという時期に発表した理由については「大好きな飛鳥さんを最後まで笑顔でお見送りさせて頂いてから発表させて頂くため、発表が本日になりました」と、１８、１９日に行われた元１期生メンバー・齋藤飛鳥の卒業コンサート終了を待っていたと説明。「残り約１か月半、最後まで、たくさん一緒に思い出を作っていけたら嬉しいです！みなさんにとって、私にとって、人生で一番楽しかった５月と６月にできたらと思っています…！よろしくお願いします！」「大好きです。今まで、とってもありがとうございました　最後までよろしくお願いします！」と締めくくった。

　北川は米カリフォルニア州生まれで、２０１８年の「第３回ＡＫＢ４８グループドラフト会議」でＡＫＢ４８チームＢに２巡目指名されたが、辞退。同年８月に坂道合同オーディションに合格し、４期生として乃木坂４６に加入した。２０年４月から慶應義塾大学経済学部に通っている。

　インスタグラムでは、慶大の日吉キャンパスで撮影した写真なども掲載。母校愛を印象づけている。