【山田美保子のミホコは見ていた!】 新「美容番長」MEGUMIの素顔

 MEGUMIの自身初となる美容本「キレイはこれでつくれます」(ダイヤモンド社)が10万部を超えるベストセラーになっている。10年間で1000以上の美容法を試した彼女が本当に効いたものだけを紹介。「美容をガチでやろう」と決意したのは、グラビアタレント時代につけられた「ほうれい」というアダ名だったそうだ。鼻の両脇から唇の両端に伸びる鼻唇溝(びしんこう)=ほうれい線の「ほうれい」である。

 同時に出演番組を見た視聴者らがSNSにアップした「劣化」のワードにも衝撃を受けたという。グラビア撮影のため、年の3分の2を南国で過ごしていたことが原因で、やがて肌は乾燥し、くすんでいったそうだ。

 そこから一念発起し、あらゆる美容法に挑戦し、いいと言われる化粧品を試しまくった。友人に「おぐねぇー」こと人気ヘアメイクアップアーティストの小椋ケンイチ氏や、美意識の高いアーティストのtosHico氏がいるのも心強かっただろう。3人は21日、福岡の美を検証するイベント「最新美容展示会」に登壇したばかり。MEGUMIを「新・美容番長」と呼んでいるのは、おぐねぇーである。

 超高級化粧品や美顔器をオススメしているわけではないし、「同じものばかり使い続けると肌が慣れてしまう」(=効果がなくなる)と明言。トークバラエティでのキャラクターそのままに、ハッキリした物言いで美容を語るのがMEGUMIの真骨頂だ。「ぶら下がり健康器」、「レモン入りの白湯を呑む」、「ピラティス」、「キャンドルを焚きながら入浴」などは、読者が自宅で真似できることばかりだろう。

 10年と言えば、「ちゃんとした女優になりたい」との目標を掲げ、10年越しの夢が叶ったのは2020年、「台風家族」と「ひとよ」の2作で「第62回ブルーリボン賞」を受賞したときだ。今年は「インフォーマ」(関西テレビ)、「大奥」(NHK総合)、「あなたがしてくれなくても」(フジテレビ系)、「unknown」(テレビ朝日系)と既に4本のドラマに出演。7月公開予定の映画「アイスクリームフィーバー」も目前だ。新・美容番長であり、人気女優であり、トーク番組からも続々指名される努力の人、MEGUMIの時代がやってきた。

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