三谷幸喜氏 向田邦子さんは「憧れであり目標」 「向田邦子賞」贈賞式、小栗が大泉がガッキーが祝福
脚本家の三谷幸喜氏(61)が23日、都内で行われた「第41回 向田邦子賞」の贈賞式に出席した。昨年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」での受賞で、大河作品での受賞は初の快挙。同作主演の小栗旬(40)をはじめ、大泉洋(50)、菅田将暉(30)、小池栄子(42)、新垣結衣(34)らが会場に駆けつけ、祝福した。
三谷氏は「向田邦子さんは僕にとって憧れであり目標」と感激の面持ち。北条義時を演じた主演の小栗は、「毎週、新しい台本があがってくるのが楽しみで楽しみで。次はどんな風になっているんだろうと考えながら過ごさせてくれる。そんな素敵な『鎌倉殿の13人』を作っていただき、ありがとうございました」と述べた。
源頼朝役の大泉は「三谷さんからメールで『日本中の嫌われ者になってしまいましたね。でも僕は大好きです』って。それが救いでした」と笑わせた。源義経役の菅田は「『以前、トイレですれ違った際に源義経を思いついた』とおっしゃってくださり、一瞬で一つの役を想起するエネルギーに感動しました」。新垣も「初めての大河ドラマが三谷さんの書かれた『鎌倉殿の13人』というドラマで本当に幸福なことでした」と、深い感謝を述べていた。