元衆議院議員の金子恵美氏が２４日、フジテレビ系「めざまし８」で、救急搬送された市川猿之助について、２３日に所属事務所が文書を発表したことに言及。「幕引きを測ろうとしているように見え隠れする」との印象を語った。

　この日は猿之助の所属事務所が発表した文書について取り上げた。所属事務所は、猿之助のパワハラ報道については猿之助に関わった複数マネジャーに聞き取りをし「弊社管轄の現場において、そのような事実は現在でてきておりません」とコメントしている。

　番組では「管轄がどういった内容かは詳しくはわからない」とし、ＭＣの谷原章介も「あくまでも歌舞伎現場でのハラスメントで、所属事務所は歌舞伎以外の管轄は、うちがもっていると」と情報を整理。

　これを受け金子氏は「世の中これだけ騒いでいる中で、事務所としては『現在は確認してない』と、なにかしら途中経過を出したのは、何も言わないよりはこの一件に向き合おうとしている姿勢は見せていると思う」とコメント。

　ただ「一方で御本人の聞き取りをしていない、管轄外のハラスメントに対してここまで断定的な発表をするっていうのは、正直、幕引きを図ろうとしているように私は見え隠れすると」とも発言。「ハラスメントが起こっているのが歌舞伎界であるというのなら、歌舞伎界からの調査、松竹からの報告、発表が待たれると思う」とも話した。