蛭子能収、有吉弘行とのコラボ作品に驚き高値「デカイね」も「売りたくない」の友情
漫画家の蛭子能収氏が23日、テレビ朝日系「有吉クイズ」で、仲良しの有吉弘行との共同作業で絵を描いたところ、驚きの価格がつき「デカイね…」とつぶやいた。
この日は毎年恒例となっている、有吉と蛭子さんの再会企画。昨年の夏以来の再会となったが、蛭子さんは最近ではプライベートでも絵画展に足を運んでいるといい、2人は現代アートの展覧会へ行くことに。草間弥生や奈良美智、村上隆らの作品が展示されており、その中で蛭子さんが足を止めたのがカラフルな色使いが特徴的なZOEというアーティスト作品だった。
さまざまな作品に触れた2人はこの会場で即興で絵を描くことに。蛭子は軽度の認知症を患っていることを公表しており、最初はZOEのシールを見ながらそれを模写。有吉は「ダメですよ、パクっちゃ」と爆笑だ。
だがやはりプロの漫画家。描いていくうちにスイッチが入り、次々と絵を描いていく。有吉はその絵に色をつけていき黙々と作業。その日だけでは仕上がらず、後日、それぞれが絵に手を加え、ついに完成した。
番組ではその絵を銀座の画廊に持ち込み、専門家に鑑定を依頼。誰が書いたか知らされていない副社長は「面白い」と口を開き、「カラフルで非常にきれい。ストーリー性もある」「モチーフがどういうものか分からないのも面白みを引く」と絶賛。「業界で芸術的な一つのものを極めた人が描かれている感じがする」「昨日、今日の人じゃない」とズバリ。
そしてこの絵に自分ならいくら払うか?と聞かれ「150万円ぐらい」と驚きの高値をつけた。
これにはスタジオも騒然。後日、蛭子さんはこの評価に「え?」とビックリ。「高いですね。高い方に入ってる。150万、デカイね」とも話したが、「売りたくはないか…」と、仲良しの有吉との共作は売らないとしていた。