お笑いコンビ・青空の須藤理恵さんが２２日に死去したことが２６日、所属する吉本興業から発表された。４５歳。京都市出身。告別式は２８日午前１１時から大阪市立鶴見斎場で営まれる。喪主は母・千津子さん。死因等は家族の意向で公表しない。

　１９９６年ＮＳＣ大阪校の１７期生で、９７年に同期の岡友美（４５）とコンビを結成。本格的しゃべくり漫才を得意とする女性コンビとして注目を集め、「Ｍ－１グランプリ」では２００１、０４、０５年に準決勝進出を果たした。“あねご肌”の須藤さんは、芸人仲間から「すーちゃん」「すー姉さん」と慕われ、後輩芸人の指導を行う教育係としても活躍していた。

　２１年１１月に２５周年記念単独ライブを神戸新開地・喜楽館で開催。今月９日のなんばグランド花月「ノスタルジック演芸ｖｏｌ７」が最後の舞台に。野球好きの須藤さんらしく、地元のオリックスや阪神のユニホームを着てステージに上がり、会場を沸かせていた。