ヤクルト・山田を差し置いて2010年夏の甲子園本塁打王になった北大津の主砲 暴走行為で逮捕されていた過去を明かす
高校時代に夏の甲子園で本塁打王に輝いた歴代40年の選手達の今を追った「THEプラチナリスト」が28日、TBSで放送された。
2010年の本塁打王になったのは滋賀・北大津の村井昇汰さん。2年生ながら2本塁打を放つ活躍を見せ、翌年のさらなる進化が期待されたが、甲子園どころか、夏の地方大会に出場することはなかった。
3年生になった5月、道路交通法違反の疑いで逮捕されていたのだという。「暴走行為。バイクに乗って、警察に追われて逃げた。少年鑑別所に2カ月ぐらい入った」と振り返った村井さん。
甲子園出場はかなわず、野球を続けることも諦めかけていたが、当時の監督が九州共立大で野球を続ける道を開いてくれていた。惜しくもプロ入りすることはできなかったが、大学時代の先輩である広島・大瀬良がVTR出演し、「上級生になればなるほど、責任感を人一倍感じるようになった姿を覚えています」と野球に向き合うことでしっかり更生し、人としても成長していたことを語っていた。