歌手のアグネス・チャンが３０日放送の日本テレビ「踊る！さんま御殿！！」に出演。息子３人を米国の超難関スタンフォード大に進学させた秘けつを明かした。

　この日は「教育熱心なパパママＳＰ」と題して、藤本美貴やみきママ、元プロ野球・阪神の鳥谷敬さんらが出演した。

　中でもアグネスは愛息をスタンフォードに合格させた究極の教育ママ成功者。「オススメしたい我流の子育て法」を紹介した。「私は子供が質問したら、『ちょっと待って』とは言わないんです。まず褒めます。『よく聞いてくれた！』って。とても小さいときってすごい質問をしてくる。知りたい、学ぶ心を殺したくない、育てたい、好奇心を高めたいと思う」と話した。

　ここから具体例。「たとえば、ご飯を作ってるとしますよね。青椒肉絲を作っている手を止めると全部しんなりなっちゃう。でも（子供は）『なんで空は青いですか？』と聞くんですよ。それでも我慢。青椒肉絲は死んじゃうと思うけど、火を止めて、『よく聞いてくれました！』と。それで『ママも分からないから、答えを探しに行こう』って（一緒に調べに行く）。そうすると、子供は『質問をすると、ママはすごい喜ぶんだ。褒めてくれるんだ』となります。そっからどんどん質問してくるようになります」と話した。

　質問すると親から褒められるという体験をすることで、質問への抵抗感をなくすどころか、質問好きになった子供は「学校へ行くと得」とアグネスは話す。「質問をする子を先生は好きだから。質問すると、他の人から学ぶことができるから、学ぶ力が弱くならない」と説いた。

　食事だけでなく、入浴の際にも質問は飛ぶが、タオルを体に巻いてでも親子での答え探しを実行したというアグネス。藤本は「偉いなあ」と言いつつ「いや～言えない。無理です。『いま見て。答えられると思う？』って言っちゃう」と正直に吐露していた。