「ジョジョの奇妙な冒険」世界初舞台化&ミュージカル化決定! 来年2月に帝劇で上演
荒木飛呂彦氏の人気コミックシリーズ「ジョジョの奇妙な冒険」が世界で初めて舞台化され、ミュージカル「ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド」として来年2月に東京・帝国劇場で上演されることが1日、明らかになった。
「ジョジョ」はシリーズ累計発行部数1億2000万部を誇る大ベストセラーで、熱いストーリーテリング、独特のポージングに代表される大胆にして緻密な画力と色彩、独創的にしてインパクトのあるセリフ回しと擬音の数々など唯一無二の世界観が世界中のファンを魅了。これまで映画、アニメ、ドラマなど、マルチに展開されている鉄板コンテンツだ。
今回、シリーズ全ての始まりとなる「第1部 ファントムブラッド」をベースに、世界初の舞台化が決定。19世紀末の英国を舞台に、主人公ジョナサン・ジョースター(ジョジョ)と宿敵ディオ・ブランドーの、謎の石仮面をめぐる熱き戦いと奇妙な因縁を描いた壮大な物語を、圧倒的スケール感と豪華絢爛(けんらん)な装いを併せ持つグランド・ミュージカルとして制作する。
演出は、独自の身体表現を駆使したパフォーマンスや演出で注目され、2015年に荒木作品の唯一の舞台化「死刑執行中脱獄進行中」で演出・構成・振付を手がけた長谷川寧氏。音楽はロックを軸に革新的な楽曲を多く生み出してきたフランスを代表するミュージカル作曲家で、「1789-バスティーユの恋人たち-」、帝劇で11月に上演される「LUPIN~カリオストロ伯爵夫人の謎~」のドーヴ・アチア氏。脚本は人気コミック「僕のヒーローアカデミア」の舞台化の初演から演出を担い、大ヒットシリーズに育て上げた元吉庸泰氏が、それぞれ担当する。