Ｋｉｓ－Ｍｙ－Ｆｔ２・玉森裕太（３３）がディズニー＆ピクサーの最新映画「マイ・エレメント」（８月４日公開）の日本語吹き替え版で主人公の声を担当していることが３１日、分かった。「火・水・土・風」のエレメント（元素）が人間のように暮らす世界を描く物語。玉森は流れに身を任せるタイプで自由な心を持つ水の青年・ウェイドを演じる。

　もう一人の主人公で火の女の子・エンバー（川口春奈）へ新たな世界を見せる重要なキャラクターで、アメリカ本社のオーディションをへて射止めた役。もともとピクサー映画のファンであっただけに「まさかこうやって一緒にお仕事ができる日が来るんだ！という驚きもありましたし、うれしかったです。頑張らないと、という気持ちになりました」と喜びをかみしめた。

　役の魅力を「涙もろいのですが、本当にすごく優しい青年」と語り、「僕は、いろいろな人に話しかけるのが苦手なタイプなので、ウェイドとは真逆かもしれない」とも。「すごく素直で、全力で何か伝えようとする感じや、いろいろな表情が出てくるので、それに対応できるよう、一生懸命やらせてもらいました」と、キャラクターに向き合った。

　ピクサー史上最もチャレンジングなコンセプトの世界を舞台にした作品に、「エレメントたちの生き方や普段の過ごし方がとてもチャーミングでユーモアがあって、火だったらこういう動きになるな！とか、水だからこうなっちゃうんだ！と、そんな世界観にワクワクしました」と心をつかまれた様子。自身が物語の世界に入るなら役同様に「水」のエレメントになりたいと語り「土とかもいいですよね！果物が体から出ていたり、お花が咲いていたり、ファンシーでかわいいですよね」と想像を膨らませた。