櫻坂46 城ホールでツアーファイナル 新センター・藤吉夏鈴は地元ファン声援に感涙「幸せでした」
櫻坂46が1日、大阪城ホールで春の全国ツアー最終公演を行い、5都市を巡るステージを締めくくった。2時間半のステージで、28日発売の6枚目シングル「Start over!」を初披露するなど、計21曲をパフォーマンスした。
「Start-」で自身初のセンターを務めた大阪出身の藤吉夏鈴(21)にとっては“凱旋”の場に。地元ファンの割れるような大歓声を浴び「大阪でライブができてすごくうれしい。この会場に立ちたいと個人的に思っていたので」と感慨に浸り、終演の際には「すごく幸せでした。ありがとうございました」と感極まらせた。
昨年11月に前キャプテンの菅井友香(27)が卒業。松田里奈(23)をキャプテンとした新体制初のツアーは3期生11人も加わり、新鮮味が際立った。この日は3期生で「夏の近道」「Dead end」を歌唱し、中嶋優月(20)は「感謝の気持ちを忘れずに頑張っていきます」と決意を新たに。初々しいステージで1万人を熱狂させた。
2カ月弱にわたるツアーを完走。キャプテンとしてけん引した松田は「このツアーで緊張しない日は1日もなかった。ふがいない姿も見せてしまった」と重圧との戦いだったことを告白し「メンバーにたくさん支えてもらった」と感謝。11月には千葉・ZOZOマリンスタジアムで初のスタジアムライブを行う。「色んなことを学べて得られた気がする。いろんなことに生かして、挑戦していきたい」と進化を誓った。