渡辺明九段 19年ぶり無冠は「一言では言い表せない」 ファンからは労いと感謝の声続々
藤井聡太新名人に敗れ、19年ぶりの無冠となった渡辺明九段が1日、ツイッターを更新。無冠になったことについて「一言では言い表せません」と率直な思いをつぶやいた。
渡辺九段はツイッターに長文を投稿。名人戦で敗れたことに「今回もこのような結果になったのは残念というか、実力不足が情けないというか、、、(特に第4局、第5局)」と悔しさをにじませた。
19年ぶりに無冠となったことには「いざこの時を迎えてみると、一言では言い表せません」と複雑な心中を吐露。「でも、今までもこの3年間も今日まで前向きに取り組んできました」と胸を張った。
そして「無冠になったことで将棋への向き合い方が変わる訳ではないんですが、このタイミングで一度、お礼を言わせてください」とも切り出し「長い間タイトル保持者として充実した時間を過ごすことができたのは、将棋ファンの皆様のおかげです。ありがとうございました」とファンへ感謝を伝えていた。
この投稿には720件以上のコメントが寄せられ「お疲れ様でした」「ゆっくり休まれて下さい」「またタイトル奪還の機会もいずれありましょう。それを楽しみにしています」「我々も先生へ感謝の気持ちでいっぱいです」など、労いと感謝の声であふれていた。