大竹まこと、上岡龍太郎さん死去に「かなり驚いている」「勝手に師と仰いでいた」
タレントの大竹まことが2日、文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」で、5月19日に肺がんと間質性肺炎で亡くなった上岡龍太郎さんを偲んだ。
大竹は「ここ(スタジオ)に来て15分ぐらい前に、このニュースが飛び込んできて、かなり驚いている」と切り出した。5月15日のNHKのラジオ番組で大竹自身が上岡について話したばかりだったといい「そこで何を語るかっていったら、自分の師匠について語ってと言われて。上岡さんは弟子と思っているかわからないが、大阪では上岡さんを勝手に師と仰いでいた」と上岡との関係を語った。
「東京では(ビート)たけしさんがいろんなことからかばってくれて。大阪でも東京でも私のようなものをこういうところでしゃべらせて下さるようにしていただき、感謝です」と話した。
上岡さんと大竹の出会いは読売テレビ系「EXテレビ」だったといい、関西の重鎮ばかりの前で「簡単に口を出せる現場じゃなかった」ことから大竹は黙っていて、最後に大勢の意見に「そう思います」とだけ言ったところ、上岡さんから「お前は卑怯だ、なんでしゃべらないんだ」と言われたと懐かしそうに振り返っていた。
大竹は「後々聞くと、私の危なっかしい発言が、上岡さんも(若い頃)キワキワのことを言っていたらしくて、危なっかしい奴だなという気持ちをお持ちになっていて、番組に呼んでやろうと」と、大竹に上岡さんの若い頃を重ねてくれていたのでは…と振り返っていた。