水谷八重子「コロナブランクでもはや初舞台。ガクガクでございます」10年ぶり出演舞台「三婆」公開通し稽古で緊張語る
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女優の水谷八重子が2日、三越劇場で、舞台「三婆」(3日~25日、同所)の公開通し稽古を共演の波乃久里子、渡辺えりと行った。劇団新派の創始135年を迎える記念で行われる同舞台で渡辺は新派初出演となる。
同舞台は亭主が急逝した本妻、愛人、妹が共同生活を送る姿を描く作品。
10年ぶりに同作に出演する水谷は「再演の怖さって、前にやった物だからできるんだって安心感からしくじるものですが、今回はその上にコロナブランクがありますもの。もはや初舞台同然、ガクガクでございます」と緊張を語った。
渡辺との新派初共演に水谷は「(渡辺演じる)『おタキ』さまと丁々発止と戦いたいと願うのですが、何しろ初舞台の私。長年の相棒『松子』の久里ちゃんの肩を借りて頑張りたいと思います」と話した。