「ナイトスクープ」出演者 上岡さんしのぶ 3代目局長・松本人志「ご冥福をお祈りします」

「探偵!ナイトスクープ」「鶴瓶・上岡パペポTV」などのテレビ番組で人気を博した元タレントの上岡龍太郎(かみおか・りゅうたろう、本名小林龍太郎=こばやし・りゅうたろう)さんが、5月19日に肺がんと間質性肺炎のため大阪府の病院で死去していたことが2日、分かった。81歳。京都府出身。本人の強い意向で、限られた身内での密葬を行った。お別れの会は固辞したという。2000年3月に引退後はほぼ公の場に現れず、美学を貫いて逝った。

 「探偵!ナイトスクープ」の出演者が2日、上岡さんを悼んだ。

 最高顧問で作曲家、タレントのキダ・タロー(92)は「彼は呪術的(オカルト)な事に異様なぐらい憎悪を示しました。昔、家族の方ががんに侵された際、呪術師達に翻弄されて苦しんだのが原因だと聞いたことがあります」と明かし、上岡さんの有名な途中退場を「オカルトの扱いが原因でした。私も現場に居合わせたんですが、彼のあまりの思いに何もできませんでした」と振り返った。

 2代目局長の西田敏行に続き、3代目局長に就任したダウンタウン・松本人志(59)は「初代局長上岡龍太郎さんのご冥福をお祈りいたします。3代目局長松本人志」とツイートした。

 2代目秘書として共演したタレントの岡部まり(63)もブログで追悼。「上岡局長時代にたっぷりと唯一無二の、匠な話芸に触れてまいりましたので一生分楽しめる時間をいただいた、と思ってきました。その魅力的な存在感が今も生き生きと私のなかで息づいています」とつづり、「上岡局長は、永遠にカッコいい局長のまま私のなかで生き続けることでしょう」としのんだ。

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