大河「家康」恐怖、暗黒信長に徳川妻子の才覚がバレた 築山殿・信康が聡明な進言 ネット悲鳴「ダメだ」「信長には脅威」
NHK大河ドラマ「どうする家康」は4日に第21回「長篠を救え!」が放送された。
武田軍の侵攻を受ける徳川家康(松本潤)に、織田信長(岡田准一)が同盟を破棄しての主従関係を迫ってゆさぶりをかけてきた。
信長は初めて徳川正室・瀬名(有村架純)と、娘婿である徳川嫡男・信康(細田佳央太)と対面した。織田に翻弄される家康の前で、信康は不気味な態度をとる信長に対して、勝手に進められていた妹亀姫の縁談を「婚姻の儀、なしとしていただきたく存じます!」と臆することなく進言した。
また瀬名は信長に「わが夫は織田様の臣下になることを拒むものではございませぬ。ただ家臣一堂にかかわること事柄ゆえ、よく話し合う猶予を。ひとまず脇に置いて、長篠を救うことを先になさってはいかがでございましょう」と提案し、家康に「旦那様、そうでございますよね」と同意を求めた。
ただ、徳川正室と嫡男が聡明さと肝の据わった態度を信長の前で示したことで…。
ネット上でも「瀬名の良妻賢母ぶりが逆に信長を警戒させる流れか」「信長が怖れたのは瀬名の聡明さ?」「信長に脅威と見なされてしまうんじゃないかとハラハラする」「後の築山殿事件の伏線になりそうな信長の振る舞い」「瀬名と信康がどんな人物であるのか、信長は見てしまった」「家康の頭を飛び越えて意見嘆願する信康にうまく場を収めたつもりの賢しく見える瀬名。もうダメだ」と反応する投稿が相次いでいる。
織田信長から武田との内通を疑われたのが原因とも伝わる築山殿事件(1579年)が迫っている。