松平健“3兆枚売れた”チョコプラ長田制作曲をカバー「すごい楽しい曲」も紅白出場問われ「んー」
俳優で歌手の松平健(69)がこのほど、都内で開かれた楽曲「パンダピラニア」の配信記念取材会にチョコレートプラネットの長田庄平(43)、松尾駿(40)と出席した。
長田が番組で制作したコントから生まれた楽曲。お笑い芸人の岡野陽一(41)ふんする、“アジアのどっかにありそうな”架空の国・イベンギ出身の大御所歌手・Kinnpa nny(キンパ・ニー)が歌う「Panda Piranha」が原曲という設定。同国で3兆枚のセールスを記録した大ヒット曲を長田が“日本語訳”して松平がカバーすることになったとしている。
3月10日にはチョコプラのYouTube公式チャンネルで原曲のMVを公開。長田は「良い曲だけど、岡野だとちょっと弱いなと。もうちょっと大御所感出したくて、インパクト与えたいと思った時に思いついたのが健さん。ダメ元でオファーしたらまさかのOKだった」と、誕生に至る経緯を明かした。
松平は「すごい楽しい曲。良い作品に仕上がってますよ。『マツケン・マハラジャ』という曲も出しているので、中東の世界観が好きだったもんで『ぜひお受けします』ということで」と説明。長田に「何の曲か意味分かりますか?」と問われると、「パンダとピラニアの曲ですよね」と返して世界観を理解していることを示し、会場の爆笑を誘った。
長田によれば「『マツケンサンバ2』の雰囲気や世界観」にもインスパイアされたといい、7日午前8時公開予定のMVの振付は「マツケンサンバ2」の真島茂樹氏が担当。「健さんがめちゃくちゃ真面目に何テイクもやってくださって」と感動していた。
現在、「マツケンサンバ2」がコンセプトのカフェ「ビバ~マツケンサンバ2 ワールドカフェ~オレ!」(7月10日まで東京・渋谷パルコ内)がSNSを中心に大バズりし、ブームが再燃中の松平。「パンダピラニア」で「マツケンサンバ2」級のブレークの予感があるか問われると「あー…」と絶句して悩み、松尾に「『あー』が全てを物語っている」とツッコまれた。
「紅白も狙っていただけたら光栄。本当に出たい」と意気込む長田は「紅白まで半年。間に合いますね。夏大ブレークで、サマソニとかフジロックとかフェスに出られたら」と具体的に目標を設定。
そんな長田とは裏腹に、チョコプラと組んで後悔してないか問われた松平は「んー…」と答えに詰まって再び絶句。「健さん!ダメですよ!ここまでやって後悔はないでしょ!いっそ断ってください」と長田から強めにツッコまれ、三たび爆笑を誘っていた。