女優の天海祐希（５５）が７日、都内で行われた「第４８回　菊田一夫演劇賞」授賞式に出席。俳優の鈴木亮平（４０）とＷ主演を果たした「広島ジャンゴ２０２２」の山本／ジャンゴ役、「薔薇とサムライ２－海賊女王の帰還」のアンヌ役の演技が高く評価されて受賞した。同賞は、演劇の舞台で優れた業績を示した俳優らに贈られる。

　シックな黒のパンツスーツ姿で登壇した天海は、スピーチで「素晴らしい賞を頂き驚いており、恐縮しております」と緊張した面持ちで語った。そして、両作品のスタッフを始めとした全ての関係者と、劇場へと足を運んだ観客への謝意を述べた上で「まだまだ自分も精進したい。たくさんの人に楽しんで頂ける舞台を作っていきたい」と気持ちを新たにしていた。

　また大賞は、高い舞台成果が評価された舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」の上演関係者一同が受賞。さらに、特別賞が長年の舞台におけるアクション指導の功績を残したスタントマンで俳優の渥美博（６１）に贈られた。