バラエティーのコンプラ強化に「イカサマじゃん!」と芸人悲鳴 撮り直し、NGワードの実態明かす
平成ノブシコブシの吉村崇が7日、ABCテレビで放送された「これ余談なんですけど・・・」に出演。最近のテレビ業界のコンプライアンス強化について語った。
「コンプライアンスがバラエティにもどんどんきちゃってて。バラエティー班のやるバラエティーはまだいいんですけど、情報番組がやる(作る)バラエティーは…」と切り出した。
箱の中身を当てる企画では、「もう『怖い、怖い』って言わなくなった。マイナスのことを連想させるから、やらされてる感があるから」と明かし、「怖い、怖い」とビビる代わりに「何があるんだろう!」「楽しみ、楽しみ」と言うように促されるという。
この話に、かまいたち・濱家隆一は「いや、それ、むずいなー」と思わず声をあげて笑い。吉村はさらに「ケツバットも『痛~い』はやめてくれ、と。『ちょっと痛い』か『なんか違和感ある』で言ってください、みたいな」と罰ゲームの定番、ケツバットにもコンプライアンスの波が押し寄せていることを説明した。
ギャル曽根も、落とし穴ドッキリ企画について「『怖い、怖い』言わないでください。『ちょっとドキドキする』とか。『痛い』は絶対ダメです」と言われることを明かした。
吉村は「撮り直すよね、声だけ。『痛~い』とか『怖い』とか言ったら。『すみません、声だけ撮り直してもいいですか?』って」と実例を挙げ、濱家も「俺らも電流イス、ビリビリイスで、『うわぁ~~~』って言ってて。オンエアチェックしたら、“※電流ではなく電流に似た震動です”って小っちゃい文字入って。ビビるでしょ」と告白。これには吉村が「イカサマじゃん!」と反応し、濱家も「変なイカサマなんです」と苦笑した。