俳優の石原良純が１０日、テレビ朝日系「週刊ニュースリーダー」に出演。カメラを手にした“撮り鉄”３人組がＪＲの敷地内に侵入し、寝台列車を緊急停止させたことについて言及した。

　番組では、今月３日にＪＲ宇都宮線で寝台列車「カシオペア」を撮影しようとした３人組が線路脇の敷地内に侵入し、列車が緊急停止した行為について映像を流して紹介した。３人はこの後、逃走し、栃木県警が「列車往来危険罪」や「鉄道営業法違反」の罪で捜査を開始したことも伝えた。

　大の鉄道ファンでもある良純は「カシオペア」が不定期で走る“レアな列車”であることを指摘。「鉄道ファンじゃない人はわからないかもしれないですけど。興味がない人にとっては何でこんなことするんだろうと思うんだろうけど…」と鉄道ファンの心理を説明した。

　その上で、「これは犯罪行為ということなんですよ。趣味の問題じゃなくて、これは犯罪だから。鉄道ファンであろうが車のファンだろうが犯罪を犯してはいけないのは当たり前のことだし。ましてや本来だったら鉄道好きな人はこういう迷惑をかけないで自分の欲求を満たすはずなんですが、ちょっとこれはおかしいですね」と憤っていた。