ハロー！プロジェクトの人気アイドルグループ・アンジュルムが１１日、東京・中野サンプラザで「さよなら中野サンプラザ音楽祭」に出演し、単独公演を行った。アンコール後のＭＣでは、５月２３日にハロプロ研修生からの昇格を発表した新メンバーの下井谷幸穂（しもいたに・ゆきほ＝１６）と後藤花（ごとう・はな＝１５）が初お披露目された。

　２人は、２１日の横浜アリーナ公演をもってグループを卒業する２代目リーダー・竹内朱莉（２５）の呼びかけで、ステージに登場。白いドレスをまとい、大きな歓声と拍手に包まれた。

　下井谷は「アンジュルムに加入することになりました、岡山県出身、高校２年生の下井谷幸穂です。メンバーカラーはホットピンクです」とあいさつ。一瞬で会場がピンク色のサイリウムに染まり、「会場をホットピンクにしてくれてありがとうございます」とうれし涙を流した。

　これにもらい泣きした後藤は、「同じくアンジュルムに加入することになりました、埼玉県出身、中学３年生の後藤花です。メンバーカラーはシーブルーに決まりました」と涙ぐみながらあいさつ。会場は一斉にブルー一色となった。

　竹内が「花ちゃんは“はなな”って呼んでるんだよね！」と後藤のニックネームを紹介すると、会場全体は「はなな！」と声が飛び大歓迎。改めて意気込みを聞かれた２人は、「先輩方に早く追いつけるように、これからアンジュルムのメンバーとして精いっぱい頑張っていくので、応援よろしくお願いします」（下井谷）、「アンジュルムのメンバーとして、これから自分らしさを出して、たくさんの方を笑顔にできるパフォーマンスができるように頑張ります。よろしくお願いします！」（後藤）と呼びかけた。

　また、竹内の後任となる３代目リーダーに、上國料萌衣（２３）が就任することもサプライズで発表された。上國料は「竹内さんのリーダーを引き継いで、もっともっと明るく元気に前向きに、ポジティブにアンジュルムをもっともっと成長させていけたらなと思います」と意気込んだ。