Ｈｅｙ！　Ｓａｙ！　ＪＵＭＰ・高木雄也（３３）、俳優・中山優馬（２９）、ＳｉｘＴＯＮＥＳ・高地優吾（２９）による舞台「星降る夜に出掛けよう」が１２日、京都・南座で開幕した。取材では、演出を手がける歌舞伎俳優の坂東玉三郎（７３）から、私物の洋服を衣装として提供されたことが明かされた。

　３本の戯曲からなる新作舞台。高木は「これ、玉三郎さんの衣装をそのままお借りして。私物です。高地のも」と華やかな衣装について説明。高地は「（舞台が）終わったらもらって帰ろうと思ってます」と笑わせた。

　玉三郎からはダンスは指先まで美しく、などと直接指導を受けたといい、中山は「本当に美的感覚が素晴らしい方。所作とか爆発的にきれい」、王子役も演じる高地は「絶対に膝を曲げちゃいけないんだよ、とか。マントの所作とか」と、ダンスや演技で吸収するものが多かったと話す。

　３人での仕事は今回が初。高木は「優馬は立ってるだけでサマになる。格好いいなと思って見てました。高地君はピュアさ、度胸の良さはものすごいものがあってうらやましい」と話し、中山は「高地君と玉三郎さんのやりとりはコント。フレンドリーで友達のようで」と笑顔で証言。歌舞伎界の“至宝”にも臆することなく接する高地の姿に、高木は「先輩としてはドキドキでしたね」と笑った。

　当の高地は「高木君は稽古場から長い髪の毛が色気を放ってましたね！優馬君は舞台に対して“変態性”な方」と、天然キャラ全開で盛り上げていた。

　南座公演は２１日まで。大阪松竹座でも１０月に上演される。