音楽ユニット・ＴＭ　ＮＥＴＷＯＲＫが１３日、都内で、アニメ映画「劇場版シティーハンター　天使の涙（エンジェルダスト）」（９月８日公開）のプレス発表イベントに出席し、主題歌を担当することが発表された。

　同ユニットが生み出した、シティーハンターの代名詞である名曲「Ｇｅｔ　Ｗｉｌｄ」をエンディングテーマに起用。今回は新たに楽曲を書き下ろし、オープニングテーマ「Ｗｈａｔｅｖｅｒ　Ｃｏｍｅｓ」も担当する。

　テレビアニメ第一シーズン（１９８７年）でＥＤを担当した時から同シリーズと付き合ってきた小室哲哉（６４）は「ＯＰとＥＤを両方ともＴＭ　ＮＥＴＷＯＲＫでできる。最高です。本当に念願です」と笑顔を見せた。

　新曲は「９０年代風という意識はなくて、新しい物」をイメージ。「僕たちにとって『Ｇｅｔ　Ｗｉｌｄ』という最大のライバルがＥＤに控えているので、負けず劣らずのＯＰを作らなきゃという思いだった」と語った。

　試行錯誤の制作過程を経て、完成した新曲に「僕たちは自信があるけど、皆さんはどう思ってくれるかなって」と期待。一方で「ＥＤが『Ｇｅｔ　Ｗｉｌｄ』だから、そこにまとめられちゃう気も」と苦笑いを浮かべた。