タブレット純 艶やかなドレス姿で熱唱「台風も不気味で去っていったのかな」
ムード歌謡グループ「和田弘とマヒナスターズ」の元ボーカルで、現在は、歌手、お笑い、歌謡研究家などと幅広く活躍中のタブレット純(48)が13日、東京・赤坂の草月ホールでリサイタルを開いた。
艶やかなドレス姿で登場し「今日は、台風が来ちゃうかなと思っていたのですが、何とか晴れまして、この訳のわからない格好に台風も不気味で去っていったのかなと思っております」とあいさつ。満員の客席からの爆笑を誘った。
ステージは2部構成。第1部は、昭和の名曲から「イヨマンテの夜」「ヨイトマケの唄」「この空を飛べたら」「丘を越えて」に加え新曲「銀河に抱かれて」のカップリング曲(セルフカバー)で、2015年に阿佐ヶ谷姉妹のデビュー曲として提供した「おしぼりをまるめたら」などを歌唱した。
第2部は、1カ月間かけて覚えたという初挑戦の浪曲「清水次郎長伝」と、その浪曲を教えた浪曲師・玉川奈々福と「コモエスタ赤坂」をデュエット。さらにムード歌謡のヒットナンバーから「コモエスタ赤坂」「小樽のひとよ」やマヒナスターズ時代のヒット曲「泣かないで」など、浪曲からジャズまでバラエティーに富んだ選曲で全20曲を熱唱した。