大河「家康」五徳秒速でチクる 築山殿事件は石川数正の出奔原因となるのか 今川から命がけ信康救出 今年秀吉はクズ

 NHK大河ドラマ「どうする家康」第22回から
 二代将軍・秀忠の母が現る NHK大河ドラマ「どうする家康」第23回から
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 NHK大河ドラマ「どうする家康」は次回6月18日に第23回「瀬名、覚醒」が放送される。長篠で武田を撃破した織田信長(岡田准一)が次なる標的を徳川に狙い定め、徳川嫡男に嫁いだ娘五徳(久保史緒里)に内偵を命令。徳川正室瀬名(有村架純)と嫡男信康(細田佳央太)の悲劇が始まる。築山殿事件(1579年)が前半最後の山場となるとみられる。

 予告では「瀬名(有村架純)が武田の使者・千代(古川琴音)と密会していると知った五徳(久保史緒里)は信長(岡田准一)に密告」とあり、悲劇の原因と伝わる武田内通疑惑から始まるもようだ。

 一方で、築山殿事件は、徳川重臣石川数正(松重豊)がその6年後に突然徳川を離反し、羽柴秀吉(ムロツヨシ)の配下に出奔する事件の遠因になったとの説も伝わる。数正出奔は諸説飛び交う戦国ミステリーで、今作ではどう描かれるのか。

 今作でも数正は、第6回「続・瀬名奪還作戦」で今川人質となっていた瀬名と幼かった信康、亀姫を救出するため、命がけで今川に乗り込んで今川氏真(溝端淳平)に談判。徳川・今川が両岸でにらみ合う川を、数正が信康を抱いて帰ってくるシーンは名場面となった。

 今作の羽柴秀吉は腹黒く、野心丸出しの品がないクズとして描かれており、決して人柄で惹かれる人物ではない秀吉の配下に、徳川忠臣がなぜ下ったのかも注目される。

 【第23回「瀬名、覚醒」】

 瀬名(有村架純)が武田の使者・千代(古川琴音)と密会していると知った五徳(久保史緒里)は信長(岡田准一)に密告。すると信長は、水野(寺島進)が武田と内通していると言いがかりをつけ、家康(松本潤)に処分を迫る。苦渋の末、水野を手にかけた家康は、侍女・於愛(広瀬アリス)に癒しを求めるように。一方、設楽原の戦い以来、心のバランスを失っていた信康(細田佳央太)に、瀬名は秘めてきた大きな夢を打ち明ける。

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