大阪・阪急百貨店でスプレー噴射か 女逃走 14人病院に搬送
14日午後1時25分ごろ、大阪市北区の阪急百貨店梅田本店9階の女性用トイレで、女性客(85)が30代の女とみられる人物にスプレーのようなものを噴射された。大阪府警曽根崎署などによると、その人物は逃走。周辺の人も含め男女計19人が目や喉の痛みを訴え、うち14人が病院に搬送された。重症者はいない。署が傷害事件として調べている。
逃走した人物は身長約165センチ。女性客はトイレの個室を出たところで面識のない人物に噴射されたという。市消防局の調査では有害物質は検出されなかった。警備員が「トイレ内でスプレーをまかれ5、6人がせき込んでいる」と119番。9階のトイレ付近には規制線が張られ、府警の捜査員らが慌ただしく出入りした。