１１人組グローバルボーイズグループ・ＪＯ１の川西拓実（２３）が「バジーノイズ」（来夏公開）で映画に初主演することが１４日、分かった。桜田ひより（２０）とのＷ主演で、大ヒットドラマ「ｓｉｌｅｎｔ」の風間太樹監督の最新作。今夏にクランクインする。

　同名コミックの映画化で、川西が演じるのは、人と関わらずにＤＴＭ（デスクトップミュージック）制作に傾倒している、住み込みのマンション管理人・清澄。上階の住人で、音漏れしていた清澄の音楽のファンである潮（桜田）がＳＮＳに清澄の音楽を投稿し、世界が一変していく。

　テレビ東京系ドラマ「クールドジ男子」（金曜、深夜０・５２）など俳優業でも活躍中の川西は、初の大役に「原作を読んだ時から清澄に自分に似ている部分があると感じていて、できるならやってみたいという思いがあったので、とても光栄です」と喜びいっぱい。

　「誰しもが、生きてく上で恋愛と音楽には必ず触れるものだと思っているので、見てくださる方に少しでも良い影響を与えられるように全力で頑張ります」と意気込んだ。

　桜田は破天荒な性格の関西弁女子役に「方言での演技は少し不安もあります」としつつ、「Ｓｉｌｅｎｔ」に続く風間作品への出演に「全力で役と向き合いながら演技ができるので、撮影がとても楽しみ」と期待した。