桂米團治 喉のため断酒中 ワインは「匂いだけ」乾杯はペリエで

 独演会を開く桂米團治
 「勧進帳」を演じてみせた桂米團治
 「勧進帳」を演じてみせた桂米團治
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 落語家の桂米團治(64)が15日、大阪市内で「米朝一門落語会シリーズ 2023『桂米團治独演会』」(7月9日、大阪・サンケイホールブリーゼ)の取材会を開き、喉のために断酒していると明かした。

 米團治は5月下旬から声が裏返るなど喉の不調を感じ、6月2日に病院で診察を受けたところ、新型コロナウイルス陽性が判明し療養した。「(陽性判明の)前から声がおかしいなと。これがコロナによるものなのか違うのか分からない」と話した。

 5月は酒を飲んだ翌日に喉の調子が悪くなっていたといい「お酒やめました」と断酒を告白。これまで1日に2、3合飲んでいたが、5月26日を最後に約3週間、酒を飲んでいないという。「声が出ないと成り立たない商売なので、今は欲しいと思いません」と余裕の表情を浮かべた。仕事先で酒を勧められても断ったと明かし「(自分は)ペリエで乾杯。みんなビールで次はブルゴーニュの非常にいい赤ワイン。匂いだけ嗅がせていただきました」と笑いを誘った。

 サンケイホールブリーゼでの独演会は今年で17回目。米團治は落語の「稲荷俥」「崇徳院」と、身ぶりを交えた仕方噺(しかたばなし)で「勧進帳」を上演する。

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