市川團十郎 決意表明「男の生きざま」見せる 麻央さん命日に長男・新之助と公演成功祈願
歌舞伎俳優の市川團十郎(45)と息子の市川新之助(10)が22日、東京・芝大神宮で東京・歌舞伎「七月大歌舞伎」の「め組の喧嘩」(3日初日)の成功を祈願した。
演目ゆかりの芝大神宮で「め組の半鐘」の実物とともに取材対応した團十郎は「とびと相撲との争いですが、男の生きざまを背中で見せられれば」と決意表明。新之助は「ちょっと下手っぴなところもあるけど、頑張ります」と意気込んだ。
この日は17年に亡くなった團十郎の妻・小林麻央さんの、2人が襲名後初の命日。子供たちが通学していたため1人で墓参したという團十郎は「あの時は空が真っ赤でね。忘れられない光景でした」と振り返り、「空から見ていると思います」としみじみ話した。