熱海五郎一座に伊東四朗 “伊東ならぬ熱海”“四朗ならぬ五郎”の命名経緯

 俳優の三宅裕司(72)が率いる「熱海五郎一座」の新橋演舞場シリーズ第10回記念公演が、喜劇界のレジェンド伊東四朗(86)を迎え、2024年6月に同所で上演されることが25日、発表された。2度目のゲスト出演となる松下由樹(54)と共に、大爆笑の舞台を繰り広げる。

 「熱海-」は06年に三宅が座長となって旗揚げしたが、その前身は、東京の笑いの継承を目指して、伊東を座長に三宅らが2004年に旗揚げした「伊東四朗一座」。その後、伊東が公演に参加できない思いを三宅が引き継ぎ、“伊東ならぬ熱海”“四朗ならぬ五郎”とシャレを込めて劇団名を「熱海-」と命名したいきさつがある。

 前身の旗揚げから20年。記念公演で初めて演舞場の舞台に降臨する伊東は「あれは何年前の観劇の時か、前の席のご夫婦が『結局、熱海五郎という人はどこに出てきたの?』と話していました。説明しようと思いましたが、止めときました」と笑わせ、「今回シリーズ10回記念ということで三宅さんが、私を呼んでくれました。来年に向けてハツラツと過ごします。どうなるか責任はもてませんが」と緩めに意気込み。

 レジェンドを迎える三宅は「前回大好評だった松下由樹さんにも参加していただき、ついに最後の東京喜劇人・伊東四朗さんの登場。面白くなかったら喜劇の神様に怒られる」と抱腹絶倒の舞台を約束した。

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