橋下徹氏、新宿駅パニックで警察は「銃刀法で動くべき」持っていただけでは「通らない」
元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が26日、フジテレビ系「めざまし8」で、25日に新宿駅で「刃物を振り回している」という通報で乗客がパニック状態に陥ったことに言及。料理人が持っていた包丁が見えたことによる混乱だったが、警察は銃刀法で動くべきとの考えを述べた。
この日は25日に新宿駅で起こったパニック騒動を取り上げた。車内で刃物を振り回しているという誤情報で乗客がパニックに。転倒などでけがをした人もいた。結局、座席に座っていた料理人が布に包んだ包丁を落としたことが発端だったことも明らかになった。
鉄道への刃物の持ち込みについては、刃渡り6センチを越えるものについては直ちに使用できない状態で持ち歩くことが義務づけられているが、橋下氏は、「正当な理由」があれば持ち運んでいいとしていることに「そこに持ち運び方もいれるべき」と指摘。
「犯罪になるかは外から見たら分からないからこうなる。本人が『持っていただけ』では通らない」と、多くの人が利用する公共交通機関などでは、むき出しの刃物を見ればパニックになる可能性はあると指摘。「警察は銃刀法で動いていないかもしれないが、『正当な理由』の中に持ち運び方をいれるという考え方もあるし、ぼくはこれからはそうすべきだと思う」とコメント。
「持ち運ぶのなら、ちゃんと梱包するとか、刃先が見えないようにして持ち運ぶべき。警察が警鐘を鳴らす意味でも、銃刀法で動くべきだと思う」と何度も訴えていた。