吉本前会長・大崎洋氏、万博会議に座長で出席 あす吉本退社 「スピード感をもって進めたい」

 2025年日本国際博覧会の催事編成基準などを検討する「第1回大阪・関西万博催事検討会議」が28日、大阪市内のホテルで開かれ、共同座長で吉本興業前会長の大崎洋氏(69)がリモートで出席した。

 この日の会議は予定をオーバーする約1時間30分で終了。会議内容は非公開だが、会議後の会見で大崎氏は「活発な意見が出た」と明かし、「スピード感をもって進めていきたい」と強調した。なお大崎氏は新型コロナウイルスに「少し前」に罹患(りかん)したためオンライン参加となった。

 また、大崎氏は今回の万博で「日本から、大阪・関西から何を発信するか」を意識していると述べ、「日本にたくさんある社会課題をどうエンタメの力で、万博の催事の力で解決できるか。社会課題を楽しく解決したい」と語った。さらに「催事会場以外も、万博が始まる前のプレイベントも含めて盛り上げていきたい」とも話した。

 大崎氏は共同座長の任務に注力するため4月で吉本興業の会長職を退いており、6月29日に退社する。「-催事検討会議」は共同座長を大崎氏と華道家元池坊次期家元・池坊専好氏が、委員を日本音楽制作者連盟専務理事・金井文幸氏、松竹会長・迫本淳一氏、阪急阪神ホールディングス会長・角和夫氏、コンサートプロモーターズ協会常務理事・長井延裕氏、日本音楽事業者協会専務理事・中井秀範氏、デザイナー・コシノジュンコ氏が務める。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス